11.12.2 バグを修正する7つの戦略
内容
バグ修正は大きなコストとなる。
そのための7つの戦略の紹介。
戦略 | 説明 |
---|---|
そもそもバグを作らない | そのまま。ツールを駆使してヒューマンエラーを減らそう。 |
できるだけ早くバグを見つける | 自動回帰テスト環境を作ってフィードバックを早くし、バグ発見を早くしよう。 |
バグを見つけられるように設計する | カプセル化されていれば、バグは特定しやすくなる |
正しい質問をする | まず何が正しいのかを明確にする。その次にどこにギャップが有るのかを明確にする。 |
バグをテストの不足とみなす | バグを見つけたら修正する前に失敗するテストを書き、その後にコードを修正する。 バグは誤った想定のもと起きるので、まず何が誤った想定なのかを把握し、ユニットテストで具体化する。 そうすることで二度と再現しなくなる。 |
欠陥をもとにプロセスを修正する | バグが見つかったら、なぜそのバグが発生したかを、開発プロセスの観点で確認する。 開発プロセスに原因があるのであれば、ツールでヒューマンエラーを防げないか検討する。 |
失敗から学ぶ | ↑に似ている。バグを教訓に設計、プロセスを修正する方法を探す。 |
学び
- バグが起きたら再発防止フローを徹底する。
なぜ起きたのか、どんな種類のバグなのか、ツールで防ぐことができないか、開発プロセスが原因ではないか。
学びを活かすアイディア・行動
- 現場にレトロスペクティブの観点として展開できる。