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レガシーコードからの脱却 まとめ – 3.5 – 3.6

3.5 アジャイルはキャズムを超える 3.6 技術的卓越性を高める 内容 ジェフリー・ムーア著書「キャズム」による革新的な新製品採用する人たちの5つのグルーピング。 ・イノベーター・・・最新に飛びつく人・アーリーアダプター・・・イノベーターの次に飛びつく人  ↑  アーリーアダプターになることを「キャズムを超える」と言う  ↓・アーリーマジョリティ・・・不具合が解消されてから飛びつく人・レイトマジョリティ・・・メジャーになってから使う人・ラガード・・・代用品がないから使う人 アジャイルはキャズムを超えたと言えるが言い切るには難しい。まだ、イノベーター的な側面があり、XPなどの技術プラクティスが相当する。 そのせいで、技術プラクティスに一貫性がない。 スクラム提唱者のジェフ・サザーランドは開発の成功要因は技術的卓越性を高めることだと言っている。 これは技術プラクティスをもっと磨く必要があるということを言っている。 学び アジャイルの歴史感と現状。マネジメントプラクティスはキャズムを越えてきているが、技術プラクティスは越えていない 学びを活かすアイディア・行動 ペアプロ、TDDの実践

レガシーコードからの脱却 まとめ – 3.4

3.4 芸術と技能のバランスを保つ 内容 ソフトウェア開発は左脳(論理、客観、スキル)と右脳(創造性、芸術性)の両方を使う。 だからスキル(左脳)だけ磨いても上手くいかない。 今の学校ではスキルを教えている。しかもどんどん古くなっていくもので、そのせいで世にレガシーコードが増えている。 学び ソフトウェア開発が右脳を使っているということ 学びを活かすアイディア・行動 右脳トレーニング、瞬読トレーニング

レガシーコードからの脱却 まとめ – 3.2 – 3.3

3.2 小さいほどよい 3.3 アジャイルの実践 内容 アジャイルでは、長距離ランナーのように小さなラップでゴールまでの道のりを徐々に明確にしていくことを良しとしている。 プロジェクトが計画が立てづらい理由は様々だが、惰性ではない。 ポイントになるのは、小さなスコープ、仕事を決めていき、それをタイムボックスの中で消化していく。タイムボックスは1イテレーション1〜2週間にすることが多いが、重要なのは期間ではなく、小さくスコープ、仕事を分けられているかどうか。 それが明確なゴールへと近づけてくれる。 この点を理解していないと、アジャイルしているとは言えない。 ソフトウェアは物理法則に従っていないため、同じように捉えると痛い目に合う。そして群を抜いて不安定なので、小さく確実に進めたほうがよい。 学び 小さな仮説検証サイクルを回すために小さなタスクをつくる 学びを活かすアイディア・行動 大きな案件は小さいタスクにちぎる

レガシーコードからの脱却 まとめ – 3 – 3.1

3 賢人による新しいアイデア 3.1 アジャイルへの入門 内容 2000年終わり頃から開発プロセスはアジャイルへと向かっている。 エドワード・デミングは戦後、アメリカからやって来て日本復興のために取り組んだ。 フォーカスしたのは、「無駄をなくし、取り組むべき課題を継続的に改善すること」。 その考え方はトヨタに取り込まれ、トヨタ生産方式となり、やがてアメリカに逆輸入され、リーンやスクラムの基礎となった。 ソフトウェア開発において無駄なのは「着手したものの、完了しておらず、まだ価値を提供していないすべての仕事」という考えで、これをベースにXP、スクラム、リーンが生まれた。 学び アジャイルの歴史を知れた。トヨタ生産方式がアメリカの方が原案を持ってきたんだということを知れた。 アジャイルの基本思想が、「無駄をなくし継続的に改善すること」 学びを活かすアイディア・行動 今は思い浮かばない